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唐沢 明
Akira Karasawa
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大学講師・作家
(著書30冊)

---2004年後期より---
・国際基督教大学マスコミセミナー講師
・一橋大学就職講座講師
・白百合女子大学就職講座講師
・日本女子体育大学マスコミ就職講座講師
・大正大学マスコミ就職講座講師
・東北薬科大学就職講座講師
・関西学院大学就職講座 (2005年1月13日〜14日合宿ゼミ)

-----以下継続中----- ・日本テレビアナウンスカレッジ講師
・大妻女子大学マスコミ講座講師
・中央大学マスコミ講座講師
・神奈川大学マスコミ講座講師
・大東文化大学マスコミ講座講師
・龍谷大学面接講座講師
・作新学院大学就職講座講師
・東横学園女子短期大学就職講師
・日本大学芸術学部マナー・インターンシップ講座講師
・東京国際大学マスコミ講座講師
・「5時から作家塾」塾長・作家

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キャンパス 講演 日記

第2回 京都龍谷大学
感涙の母校講演!故郷に錦を飾った日

2002年7月15日  雨のちくもり

琵琶湖のほとりにある母校の大学で講演。テーマは、「基礎からわかる就職活動の自己分析」。
ここは初の場所だ。私が通っていたときは、まだ京都市内にキャンパスがあったのだが、私の1年後から、その学部が、滋賀県に移転した。
琵琶湖をみるのは、小学6年生の修学旅行以来、なんと20年ぶりだ。大津の駅を降りて、ひとり琵琶湖にたたずむ。
OBが東京から来る、ということで、2号館は、満員御礼。
「あっという間の90分で、大学の講義よりも面白かったです」
(経済学部男)「唐沢先生の講演を毎週聴きたいです。東京から来てください」(社会学部女)「私の大学のOBで、パワーと意欲をもらい、自信がつきました」(国際関係学部男)…など、勇気&元気が100倍出る後輩の講義アンケート。
私は京都の学生時代、風呂ナシ冷暖房ナシの貧乏アパートに住んでいた。昼間講義に出ながら、夜三条の中華料理店で時給650円のアルバイトをし、そして深夜すぎまで、編入学試験のため、社会学と論文と英語を必死に、猛勉強していた。
編入で上京し、就職し、本を書き、講師になって、あれから、14年の歳月が流れた。当時は、挫折の繰り返しで、女性にも相手にされず、町を歩くのが怖く、人目を気にし、不安な毎日で、この先真っ暗だった。私は、死んだ魚の目をしていた。
しかし、どうだろう?今は、笑顔で人目を気にすることなど微塵もない。私は、あのときの逆境をはね返し、「故郷に錦を飾った」のではなかろうか?少しだけ、自分を誉めてやりたくなった。
帰りに、京都河原町の新和風創作料理店「奄」に入った。おしゃれで贅沢な個室レストランで、私は14年の歳月が流れるのを、ひとりで、思い出していた。
午後8時6分発の新幹線に乗り、「あれから14年後の唐沢明」に再び戻り、東京に着いた。と同時に台風6号が去り、過去の私も水に流した。